恥ずかしながら2020年の教育改革を知りませんでした。
こんにちは、沖縄パパリーマン(@taka_g_gzm)です。
教育改革をまったく知らなかったかというと、「センター試験なくなるんだ」くらいの情報は聞いていましたが、抜本的に変わることまでは知りませんでした。
急いで調べたんですが、自分が知りたい情報が整理されているものがなかったので、こちらのページで整理していきたいと思います。
しかし、各省庁の資料ってなんでこうも理解しづらく作られるんでしょうかね。自分のことばでやさしく書いていきます。
学習指導の方向性
「社会に開かれた教育課程」が目指す方向となっているようです。学校だけではなく、地域のひとなど社会とつながりをもって、これからの必要となる資質・能力を育んでいくことが根底にあります。
学習指導の方向性についての概念図ですね。ごちゃごちゃしてわかりづらいですが、ポイントは3つです。
- 何ができるようになるか
- 何を学ぶか
- どのように学ぶか
まとめると、これからの社会はさらに変化の激しい時代になってくるため、これからを生きていくために必要となる資質・能力を整理し、それを育成するために学ぶ内容を検討。そして、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から教育をおこなう。ということがなのでしょう。
主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)
今回の改善するなかで一番のポイントとなるのは主体的・対話的で深い学びの実現じゃないでしょうかね。それぞれの内容を簡単に説明してみます。
主体的な学び
自分が興味あることを掘り下げ、学ぶことに興味をもち主体的に学習すること。
対話的な学び
こども同士、教師や地域のひととの対話から情報をインプットして自らの考えの幅を広げ深めること。
深い学び
インプットされる情報をしっかりと精査してアウトプットしたり、問題から課題をみつけ解決したりすることなどに向かう深い考察ができること。
具体的な変化
すでに移行スケジュールなどが動いているようですが、具体的な変化としては3つあるようです。ただし、センター試験がなくなるのは興味ないので2点だけ書かせてもらいます。
英語教育
多様な文化や言語をもったひとたちと働く未来は近いと考えられ、英語力の向上は重要とされているようです。具体的には下記の流れになっているようです。
・小学3・4年生で外国語活動が開始
・小学5・6年生で英語(教科)が導入
・中学・高校の英語授業は英語で行うことを基本とする
英語を勉強しているのに話せない日本人が多いですが、これでどのように変わるのでしょうか。
プログラミング教育
もう一つ興味深いところがプログラミング教育です。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
プログラミング的思考を身に着けようということでしょう。自分も多少プログラミング書くことができますが、実現するものに対してのロジックの考え方とかはどのジャンルにも役に立つと思われます。
まとめ
自分のこどもは新しい教育プログラムでの対応になるので、切り替えによる影響がどうということはないのですが、この改革はすでに遅くれているような気がしなくもないです。
国が行う教育という範囲ではスピードや自由度に規制がかかるため、とくに変化の激しい時代の流れに遅れてしまう印象なもので。
その場合、集団に適合するように教育されてきた自分たち親が、個人をより大切にするこれからの流れに対して親は何ができるのか?色々考えないとだめなんでしょうね。
教育改革が遅れたものにならず、いい方向に進むことを期待しながら、自分たちができることも模索していきましょう。
それではまた。