最近、改めて資本論の内容を自分なりに解釈して、これからの事を考えています。
こんにちは、沖縄パパリーマン(@taka_g_gzm)です。
マルクス著「資本論」は資本主義の本質を学べる本なので、どんなことが書かれているのか把握しておいたほうがいいと思います。ただし、哲学的で文章がいちいち回りくどいので、挫折しやすい本としても有名。自分も学生時代に心が折れました。
今回のブログでは給料の正体と、どうすることで豊かになれるのかを考えてみたいと思います。
サラリーマンの給料は何で決まる
給料をマルクスはどのように考えたかと
労働者が明日も元気で働くための経費
仕事終わったら疲れて労働力が減りますよね。そこから、明日も元気で働くために、ご飯を食べて、しっかりと睡眠取るための家が必要で、ストレス発散に遊びにいくこともある。そうすることで、明日働くための労働力を回復させるわけです。
そこにかかる経費がいわゆる給料ということです。
例えば、同じ会社の新卒社員が東京と地方では給料が違うのは家賃や物価が違うから。労働力の回復に使う経費が異なるから違うんですね。
年収自体よりも大事なこと
マルクスがいう給料の概念を考えると年収の高い、低いは重要じゃないことがわかります。給料は労働力を回復させるためだけの経費なので、年収が高くなることは経費が高くなっているだけだから。
それでは、どうすれば豊かな暮らしができるのかというと、必要経費を抑えることです。そうすることで自分自身が黒字化されます。
利益=給料-経費(労働力回復)
どのように経費を抑えるかはシンプルに、自分がストレスがかかる業務は何かを考えることだと思います。
自分がストレスがかかる業務を仕事にしてしまうと、企業が考える経費よりさらにかかります。たとえ給料が高くて周りからはいいと思われても、本人としては赤字になる可能性もあるわけですね。給料が高いのに生活が楽だと感じられないかたは、一度仕事にかかる自分の経費について考えてみたほうがいいかもしれません。
これから就職、転職を考えている人は、見た目の年収ではなく自分が黒字化できる仕事か考えてみたほうがいいと思います。
資本論は翻訳版をちゃんと読まなくても、どういう考えかだけ把握できたらいいと思います。こちらの本なんかは読みやすいですよ。
それではまた。