自分が投資をはじめるきっかけとなったのは、
つみたてNISAの存在を知ったからでした。
たかじーから言われて、
わたしも始めたもんねー。
毎月自動で積み立てていけるのがいいよね。
夫婦とも投資をしたことがありませんでしたが、
子どものことや将来のことを考えたときに、
生活防衛資金以外は投資も必要だなとはじめました。
いまは税が優遇される投資に関する制度として、
- つみたてNISA
- iDeCo(イデコ)
がありますが、
iDeCoは年金のため資金が拘束されるので、
まず、投資をはじめるならつみたてNISAがおすすめです。
- つみたてNISAってなに?
- 商品がたくさんあってわからない
- なにを選んだらいいの?
そんな疑問があるかたにむけて、
つみたてNISAについて説明したいと思います。
これからつみたてNISAを始められるかたの
参考になれるとうれしいです。
by たかじー(@taka_g_gzm)
- つみたてNISAがどんな制度かわかります
- 投資信託の選び方がわかります
- ぼったくり商品を避けられるようになります
つみたてNISAとは
つみたてNISAは2018年からはじまった
税制の優遇された投資の制度です。
大事なポイントとしてはこちらの4つ。
- 非課税となる期間は最長20年間
- 年間投資上限は40万円
- 積立による買い付け
- 投資対象は条件を満たす投資信託など
NISAは
- つみたてNISA
- NISA
- ジュニアNISA
の3種類があります。
ジュニアNISAは子ども用なので、
つみたてNISAとNISAの制度の比較をしてみましょう。
つみたてNISA | NISA | |
最大期間 | 20年 | 5年 |
非課税枠(年間) | 40万円 | 120万円 |
非課税枠(総額) | 800万円 | 600万円 |
節税メリット | 運用で得た利益は非課税 | 運用で得た利益は非課税 |
投資対象 | 国が定めた基準を満たす投資信託 | 国内株式・海外株式・投資信託 |
投資方法 | 積み立て | 制限なし |
投資可能期間 | 2037年まで →期間延長に | 2023年まで →新NISAへ |
出金 | 自由 | 自由 |
向いているひと | コツコツと資産を増やしたいひと | 短期間で儲けを狙いたいひと |
自分がつみたてNISAを選んだ理由は3つあります。
- 年間投資額は40万円で十分
- 長期資産運用を予定している
- 金融庁が定めた基準を満たす投資対象商品
年120万の投資できるほどの余裕ないけんね。
それに、投資家とかでないのであれば、
長期の積立投資のほうがおすすめ。
自身の環境によって、
どちらのほうがよさそうなのか、
検討してみてください。
投資信託とは
つみたてNISAで投資できるのは、
投資信託のみとなります。
ちなみに、投資商品で有名なところだと、
- 株
- 債券
- 不動産
こんなものがありますね。
それぞれ個別で投資しようとすると、
それなりのお金が必要になります。
それに分散投資として考えると、
かなりのお金が必要になってしまいます。
投資信託は、色んなひとからお金を集め、
そのお金でさまざまな投資商品を購入します。
購入額はかなり安く、
そのうえ、自然と分散投資ができるようになります。
投資信託は、色んな投資商品がパッケージされたもの。
単品ではなく定食みたいな感じ。
投資信託はそれぞれの目的や
運用の特徴があるので
自分に合ったものを探しましょう。
つみたてNISAでの投資信託の選び方
商品が一定の条件で絞られてはいますが、
なかには「ん?」と思えるものも。
まずはここらへんをポイントに見てみましょう。
- 手数料の相場を知る
- 毎月分配型は選ばない
- インデックスファンドを選ぶ
- 何に投資しているのか知る
- 期待利回りの相場を知る
細かくは別の記事に書いていますので、
そちらを参考にしいてください。
ここでは簡単にまとめてしまうと、
上記ポイントの理由がこちら。
- 手数料が高いと自分の資産が減る
- 毎月分配は儲けがなくても分配される
- アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない
- 自分がわからないものには投資しない
- 利回りが異様に高いのはおかしい商品
投資をはじめてから知ったんやけど、
ぼったくり商品が多い。
みんな騙されないようにしよう。
つみたてNISAの気になる点
いくつか質問されたりするけん、
こちらに回答させてもらいますね。
損をすることはないの?
ちゃんとした商品を
長期運用した場合に、
損をするリスクは低いと思います。
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで
どのくらいのものか計算してみましょう。
つみたてNISAだと月額マックスで
33,000円投資できるので、
仮に月に30,000円を20年間、
リターン5%で計算すると、
元本720万円が1,233万円に。
リターン5%は過去のデータから、
そこまで無理な数値じゃありません。
リターンを低めに3%で計算してみると、
元本720万で、984万円になります。
これが長期資産運用の複利のちからですね。
まあ、だから損しないかと言われるとあれですけどね。
積立額の変更はできるの?
変更可能です。
金融機関によってタイミングは異なるようなので、
確認しておく必要はありそうですね。
積立を休止することはできるの?
こちらも可能なところが多いと思います。
証券会社によってやりかたは異なりますが、
長期での資産運用になるので、
経済状況が変化しても安心です。
念のため自分の証券会社にあらかじめ確認しておきましょう。
積立商品はいつ売却できるの?
iDeCoと混同してしまいますが、
いつでも売却可能なので、
こどもの教育資金に使いたいなど、
ライフプランに合わせて運用できます。
私が選んでいる「つみたてNISA」の商品は
楽天・全米株式インデックスファンド
(楽天VTI/楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
こちらに100%で積み立てています。
以前は国内のTOPIX連動のものと
50%で投資していましたけどね。
「分散しなくていいの?」と言われそうですが、
つみたてNISA以外の投資もしているので、
全体ポートフォリオをみての100%投資になります。
個別の投資信託商品については、
また別記事で書いていきたいと思います。
基本的に選ぶなら、
全米、全世界、先進国の株式はおすすめ。
まとめ
つみたてNISAは税制が優遇された制度。
長期の資産運用を強力にフォローしてくれる
そんなうれしいやつですね。
短期的に儲けようというものではなく、
長期運用することによって、
資産をゆっくりと大きくしてくれます。
ただし、変な商品に手を出すと資産を減らすことも。
まずはしっかりと学んで自分なりの運用を決めましょう。
なら、またね~