子育て

教育費用は高くなっていく!?大学の授業料の推移から今後について考えてみました

大学の学費

絶賛イヤイヤ期真っ只中の子育て中です。
何事もイヤイヤ言って面倒ですよね笑

さて、今回は教育資金について書きたいと思います。

・教育費はインフレしやすい
・大学の費用はどうなっていくの

これらを中心とした内容となります。
教育資金を積み立てているかたの、
参考になるとうれしいですね。

ちなみに、自分は大学へ必ず行けとは考えてなく、
本人が行きたいのであればって感じですね。

ただ、いわゆるFラン大学みたいなところであれば、
お金払う気はありませんけども。

by たかじー(@taka_g_gzm)

たかじー

子どもが18歳のとき、大学の価値ってどうなっとるんやろうかね。

この記事のポイント
  • 教育費のインフレについて考えるようになります
  • 国立大学も値上がりしていくかも
  • 目標額の見直しをすることもできます
  • 学費(投資額)に対する効果をちゃんと考えてみましょう

教育費はインフレ(値上がり)しやすい

たかじー

え?インフレしやすいの?

と思ったのはこの動画をみてからなんです。

子どもの数も減っているわけやし、
需要が下がれば価格は下がるってのが、
経済の原則ってやつなんじゃないの?

こうなると、ちゃんと自分で調べねば。
ということで文部科学省のデータをみてみました。

結果、インフレしているだけでなく、
国立大学のほうも全然安心できないじゃん。
てことに気づいたのは自分です。

国立大学・私立大学の入学料推移

国立大学・私立大学入学料推移
参照データ元: 国公私立大学の授業料等の推移

文部科学省のデータをもとに、
グラフ化してみました。

2000年度までは急激に上がっていますが、
それ以降、国立大学は横ばい、
私立のほうはゆるやかな下がりです。

入学料については、
最近はインフレってこともなさそう。

国立大学・私立大学の授業料推移

国立大学・私立大学授業料推移
参照データ元: 国公私立大学の授業料等の推移

入学料よりもゆるやかに伸び続けていますね。
国立大学については2005年以降横ばいです。
ただし、これは安心できないことがわかったので、
のちほど記載させていただきますね。

私立は2000年にはいってから15年間で、
約10%ほど授業料が高くなっています。

これから積み立てていくことを考えると、
値上がりは見込んでいたほうがいいのか、
ここはかなり迷うところですね。

ただ、教育費が値上がりする可能性は
意識しておくのが大事ですね。

4年間のトータル費用参考値

2017年度入学から4年間の費用
参照データ元: 国公私立大学の授業料等の推移

参考程度に4年間の費用を出してみました。
2017年度の入学料と授業料を4掛けた合計です。
これ以外にも施設料とか費用はかかるので、
金額はもっと高くなるので参考レベルに。

自分の場合だと、
県外に行くことなるのかなと考えたら、
生活費なんかもあって、さらに高くなりますしね。

ちなみに、ここまで国立・私立で
元データを参考にグラフにしましたが、
文系・理系・医学系でも
金額は全然違うのでご注意ください。

国立大学の法人化による影響

先ほど、国立大学でも安心できないと
書いたのがこの法人化による影響です。

コトバンクからの引用ですが、

国立大学設置を目的とした法人。 2003年に制定された国立大学法人法に基づき,2004年に 99の国立大学が 89法人に再編され設立。

出典:コトバンク

これにより、

  • 交付金の削減
  • 一定の受益者負担

という流れになりました。

2021年度まで標準額は固定

国立大学の授業料、入学料は、
文部科学省が定めた標準額がベースです。

現時点での費用は、

標準額
  • 入学料:282,000円
  • 授業料:535,800円

授業料の「標準額」は、21年度まで
現行の535,800円に据え置かれるらしい。
文部科学省とかのデータみつけられず、
旺文社教育センターの情報になるんですけど。

2019年度に標準額から値上げした大学

各大学では、標準額から10%の上限範囲で
価格を決めることができました。

しかし、19年度からは上限範囲が、
20%までに引き上げられることに。

そして、実際に値上げしたのが、
東京藝術大学と東京工業大学です。

(ほかにあったら申し訳ない)

標準額東京工業大学東京藝術大学
入学料282,000282,000338,400
授業料535,800635,400642,960

東京工業大学は授業料が約10万、
東京藝術大学は入学料、授業料ともに
上限の20%まで値上げしていますね。

今後ほかの大学の流れはどうなるのか、
ここは気になるところですね。

今後、標準額自体もあがる可能性もありますし、
国立大学なら学費が抑えられるとは、
言い切れない時代になるのかもしれませんね。

大学にいく価値について考える

今後は需要と供給のバランスによって、
大学の価値が相対的に低くなり、
行く価値のある大学とそうでない大学が、
明確にわかれていくと思います。

昔はとりあえず大学行って
いい会社(終身雇用のサラリーマン)に就職。
そんな感じでしたが、時代の変化はあるもので。

子どもが大学行く価値があるかどうかは、
今後も考えながら一緒に成長できたらいいかなと。
そんなふうに自分は考えていますね。

とはいえ、いきなり大学の費用が必要となると
厳しいものはあるので、準備だけはしています。

まとめ

今回は自分も知らなかった、
大学の費用についての流れをまとめてみました。
これから学費がどうならるかはわかりませんが、
教育費はインフレしやすいというのは、
理解しておいたほうがよさそうですね。

ポイントのおさらい
  • 大学の学費についてのポイント
  • 教育費のインフレしやすい
  • 国立大学も値上がりしていくかも
  • 余裕をもった教育費を考えたほうがよさそう
  • 学費(投資額)に対する効果をちゃんと考えてみましょう

それぞれの家庭の教育方針や、
子育ての考え方はあるでしょうけど、
大学まで考えてお金を準備しているかたの、
何かしら参考になったらうれしいです。

お互い子育て楽しんでいきましょう。

たかじー

今日もイヤイヤと対決や~

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ABOUT ME
たかじー
沖縄歴10年以上の移住サラリーマン。子育て奮闘中の"沖縄移住クッキングパパ"。料理担当、ほかの家事はダメダメ。子連れでもいける美味しいグルメの食べ歩き、飲み歩きが好き。沖縄移住や観光、沖縄好きなひとにリアルな情報を発信中!