東京の頃、カレー好きな友達に連れて行ってもらった「夢民」。初めて食べたときに今までにない驚きがあったのが懐かしい。それまでカレーとは煮込むものだという思いが根底にあったわけやけども、夢民のカレーは炒めるカレーとでも表現するべきか。具材のうまさとシャープなカレーソースに漬物とオニオンスライスに虜になりました。
今年、出張でお台場に行った際、まさかのダイバーシティのフードコートにあるのを見つけて思わず注文したベーコンエッグ野菜カレー。お店自体はご夫婦の引退で終わったのに、実はここで常設として復活オープンをしたらしい。味の監修?っていう立場での復活なのでしょうかね。
さて、本日なぜか無性に夢民のカレーが食べたくなったので家で作ってみました。ただし、味の再現という方向で作ったものではなく、あの時に驚いた炒めるカレーへの敬愛を込めてのレシピとなっているのであしからず。では早速材料を。
ベーコンエッグ野菜カレーしか食べたことないんやけども、ポパイカレーも有名だったよねということでまとめて関連具材と購入。また、簡単に作れるよう今回はカレールウを利用。お好みのものを使ってください。
※ほうれん草と思って間違って小松菜を購入してしまったので今回は冷凍ほうれん草を。
■材料(2人前)
にんにく 1片
ベーコン 100g
ウインナー 4本
キャベツ 1/8個
オクラ 2本
ピーマン 1個
ほうれん草 1株
トマト 1個
たまご 3個
カレールウ 2人前
調理時間約15分
まずは下ごしらえから
包丁でにんにくを潰します。好みでみじん切りやスライスでもいいと思います。
具材についてはお好みでカット。ある程度の大きさがある方が夢民らしいですよね。
たまごは割って軽く混ぜておきます。きれいに混ぜるタイプでなかった記憶があるもので。
では、下ごしらえが終わったらビールを飲みながら作っていきます。タモリさん流ということで、キッチンドランカーは楽しい!!
ここから一気にカレーの調理
油はなんとなくのイメージでごま油。何かで聞いたような見たような記憶。
弱火でごま油を温めながらじっくりにんにくの香りを油に移します。
空いたスペースでベーコンとウインナーに火を通していきます。
沸騰させたお湯の火を止めルウを入れます。カレールウのパッケージに書かれている分量で人数分を作ります。
きれいにカレールウが溶ければOK!!
さて、ベーコンとウインナーに油を絡めていきます。
野菜を投入して中火で炒めます。
ある程度火が通ればいいですね。このぐらいの感じでしょうか。
炒めた具材の上にたまごを回し入れていきます。
火が通り過ぎないよう軽く全体を混ぜるくらいで次へ。
カレーソースを一気に流し込み全体を軽く混ぜて強火にする。
カレーソースがひと煮立ちすれば完成です。
さて早速いただきますよー
夢民のオマージュってことでカレーポットはなかったけど、ご飯と別皿盛。ご飯にも少しカレーをかけ、漬物にオニオンスライスをトッピング。見た目もなかなかいい感じ。そして、一口食べたらあの時の記憶が蘇ってきましたー。具材の食感と味が全面に来ながらも後から香りが迫ってくるカレー。たまごの甘さやトマトの酸味など混ざっていい感じの炒カリーのできあがり。自宅で楽しむには十二分にいいレシピだと思います。