こんにちは、たかじー(@taka_g_gzm)です。
コルクの佐渡島さんが書かれた
「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.」を読みました。
この本は彼の答えではなく、
書かれた時点での考察という位置づけかな。
ただ、自分で言語化できていなかったところが
この本を読むことで、すんなりとはいってきました。
この本の意図とは違うでしょうが、
これからの時代の子育て、教育においても
考えていく大切なことがたくさんありました。
子育てする親が考えるべき、
たったひとつのことを紹介したいと思います。
安心、自由がもたらすものは?
世界共通の幸せの像があって、全員がそれを目指している。それがインターネット以前の状態だ。
それに違和感を覚えても、身の回りですぐに仲間を見つけることはできなかった。だから、自分のほうがおかしいと思って、我慢してその価値基準に合わせる。自分の違和感を押し殺してでも、行動量が減らない人が、評価される。それが今までの教育システムだ。
引用元:WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.
アラフォー世代としては、
・いい大学行きなさい
・大きな企業に務められる
・夢のマイホーム
みたいな価値観で親から育てられたひとが多いんじゃないでしょうか。
自分の両親はそうでした。
ただし、最終的に決めるのは自分であると自由もありました。
自由になったわけやけども、
なにがしたいのか、なにができるのかわからず、
20代前半まで流されて生きてました。
しかし、そもそも論として、その問題は解決する必要があるのだっけ?という問いを突きつけられると、動けなくなる。今の時代、そもそも論が社会全体に突きつけられている。そして、日本の教育を受けたほとんどの人が、その問いを前に動けなくなっている。
引用元:WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.
今までは目指す像が与えられていたんですね。
極論、何も考えずにそこを目指せばいいとされていました。
今の世の中で大企業だと安心だと思っているひとはいますか?
もちろんいるでしょう。でも、昔では信じられないような企業が倒産しています。
自分がサラリーマンの頃には終身雇用制度は終わっていました。
一つの会社に我慢して居続ける理由はなくなったんですよね。
それでも、文句いいながら独立や転職しないのはなぜでしょうか。
そこには不自由であるけども
安心があると信じたい心があるのでしょう。
”奴隷の幸福”という言葉があるように、僕たちは方にハマり、役割を半ば強制的に与えられるほうが楽で、居心地がいい。型にハマることを教えられてきた僕たちは、その型から解き放たれ、心のよりどころがなくなり、不安を感じている。
引用元:WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.
自分たちがやるべきたったひとつのことは、
自分自身が考え、何をしていくかアウトプットしていくこと。
既存の植え付けられた価値観をはずし、
まずは行動してみることですよね。
サラリーマンなら与えられた仕事をこなすのではなく、
企業にメリットを及ぼすには何をしてくか考えアウトプットするとか。
自分が好きなことを複業にして
成長にチャレンジしてみるとか。
経験、体験していないことは語れない。
自分が好きなこと、やりたいことと向き合う。
そして、アウトプットしていくことだと思います。
本ではネットにアウトプットすることで
つながるコミュニティなどの話があります。
こちらの考察も非常に興味深い内容です。
さいごに
コミュニティ運営について書かれた本ですが、
その根本を考えたときに
子育について考えさせられました。
2020年の教育改革で、
教育方針などが変わるようですが、
そのためにも、まずは自分から。
この本を読んで佐渡島さんのコミュニティに対する仮説
それについても非常におもしろく読ませてもらったけども、
それ以上に、これからの自分自身のありかたについて考えさせられた本
子育て世代にもぜひ読んでほしい一冊です。
それではまた。