国民年金を繰り下げ受給したらどれだけお得なの?受給総額とIRRで計算してみました

年金繰り下げ受給 保険

いつもブログを拝見している
こびと株さん(@kobito_kabu)の記事で、
国民年金が結局お得なのか、損なのかを
書かれた記事が先月公開されていました。

国民年金はお得?それとも損?メリットがあるのかIRRで客観的に計算してみた - こびと株.com
  こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。 個人年金保険の正しい利回りの計算方法を記事にしたところ、思いの他、大きな反響がありました。 【ブログ更新!】 誰も書いてな...

IRR関数って初めて知ったけど、
なんて便利なものなんだとしみじみ。

そして、やっぱり国民年金は
お得だよなと思ったわけです。
厚生年金については全然ダメやけどね。

今回なぜこんなことを書いているかというと、

たかじー
たかじー

繰り下げ受給した場合って
実際どれくらい違うとかいな?

なんて疑問がふとわいたからなんですね。

70歳からの繰り下げ受給だと、
42%も受給額が増えるんですよ。
だったらそっちのがお得じゃない?と思って。

こびと株さんに尊敬の念をいただきつつ、
IRR(複利)で算出してみたいと思います。

by たかじー(@taka_g_gzm)

結論からさきに
  • 70歳から繰り下げ受給した場合、
  • ざっくり81歳以上生きると通常よりお得に
  • 81歳(男性の平均寿命)まで生きると、受給総額が約3万円プラス
  • 87歳(女性の平均寿命)まで生きると、受給総額が約200万円プラス
  • 100歳まで生きると、 受給総額が約625万円プラス
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正しい利回りについて

自分がどうこういうより、
こびと株さんのブログ見てください。

意味が難しいと思うかたは、
IRR=複利と考えればいいと思いますよ。

【勘違い多発】個人年金保険の節税効果を考慮した『正しい利回り』の計算方法 - こびと株.com
こんな勘違いにツッコミを入れたいと思います。 こびと株.com(@kobito_kabu)はマネー系のブログなので「個人年金保険ってどう思いますか?」みたいな質問もたくさんきます。 本記事でまとめてお答えさせて頂きます。...

計算するうえで必要なのは2つで、

  1. 投資期間
  2. キャッシュフロー

これをIRR関数で算出するだけです。
計算についてはほんと簡単ですね。

それじゃ実際に計算してみましょう。

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国民年金の仕組みと繰り下げ受給

日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の
すべてのひとが国民年金の被保険者となります。

1カ月当たりの保険料は16,410円で、
平成31年4月分からの年金額は
780,100円(満額)になっています。

通常は65歳から受給開始となりますが、
繰り下げ受給することで、
増額した年金を受け取ることができます。

請求時の年齢による増額率
  • 66歳0ヵ月~66歳11ヵ月:8.4%~16.1%
  • 67歳0ヵ月~67歳11ヵ月:16.8%~24.5%
  • 68歳0ヵ月~68歳11ヵ月:25.2%~32.9%
  • 69歳0ヵ月~69歳11ヵ月:33.6%~41.3%
  • 70歳0ヵ月~:42.0%

最高で42%も増額して受け取れるんですね。

国民年金は生きている限りもらえるもので、
繰り下げ受給のほうがいい気がしますね。
通常受け取りとどれくらいの差がでるのか、
実際にIRR関数で計算してみましょう。

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年齢による国民年金の損得を計算してみる

20~59歳までは支払い、
70歳から年金受領開始として、
エクセルにまとめていきます。

ちなみに、2019年8月時点の数値なので、
今後、保険料や受領額は変わっていくことを、
理解したうえで見てくださいね。

国民年金

男女の平均寿命と100歳まで生きた場合の
受給総額を抜き出してみると、

65歳からの総受給額70歳からの総受給額
81歳13,261,70013,292,904
87歳17,942,30019.939,356
100歳28,083,60034,340,002

投資商品と同じように、
どれだけのリターン(複利)で、
運用できたかというと、

運用成績
  • 77歳まで生きると、払い損にはならない
  • 81歳(男性の平均寿命)まで生きると、IRR(複利)は1.43%
  • 87歳(女性の平均寿命)まで生きると、IRR(複利)は2.34%
  • 100歳まで生きると、IRR(複利)は3.23%

平均寿命まで生きれたら、
十分にお得な投資商品といえますね。
だって、長生きすればするだけ、
どんどんとお得になっていくんですから。

国民年金

ただし、早くに亡くなると、
払い損にはなってしまいます。
終身保険と考えたらしょうがないかな。

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節税効果も含めた国民年金の複利効果

サラリーマンは年末調整で処理されているので、
気づいていないかたも多そうな気がしますが、
全額控除されるんですよね。

参考として、
所得税10%、住民税10%となると、
19万6920円×20%=3万9384円となり、
約4万円の節税になります。

所得税は収入によって変わるので、
あくまでも参考としてみてください。

つまり、キャッシュフローとしては、
プラスの扱いになりますよね。
それを加味してみると、

国民年金

節税効果を反映する前よりも、
より魅力的な結果になりましたね。

運用結果
  • 75歳まで生きると、払い損にはならない
  • 81歳(男性の平均寿命)まで生きると、IRR(複利)は2.03%
  • 87歳(女性の平均寿命)まで生きると、IRR(複利)は2.89%
  • 100歳まで生きると、IRR(複利)は3.72%

払い損にならない年齢も
さきほどより2歳下がりました。

国民年金

もちろん、払い損になる可能性もありますけども。

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繰り下げ受給したほうがいいの?

じゃあ、繰り下げ受給にしたほうがいいの?
と聞かれると確率論にはなってしまいますので、
答えは自身の判断によるっていうことになりますが…

70歳まで生活に困らない資産をつくっておいて、
繰り下げ受給を狙うのがひとつの選択肢であるかな。
そんな風に思えますね。

今後の制度はどうなるかわかりませんが、
自分は繰り下げ受給で考えていますよ。
そのため、iDeCoだったりします。

早く亡くなったら残念だった。
長生きしたら儲けものくらいで。

たかじー
たかじー

自分が納得できる答えだしてね。

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まとめ

というわけで、
繰り下げ受給したらどうなの?
という疑問からIRRをもとにみてみました。

平均寿命よりも長生きするなら
お得にはなりそうですね。

結論
  • 70歳から繰り下げ受給した場合、
  • ざっくり81歳以上生きると通常よりお得に
  • 81歳(男性の平均寿命)まで生きると、受給総額が約3万円プラス
  • 87歳(女性の平均寿命)まで生きると、受給総額が約200万円プラス
  • 100歳まで生きると、 受給総額が約625万円プラス

とはいえ、

  • 今後はどうなるの?
  • 年金破綻すんの?

とかの疑問については、
今回書きたい内容と違うので、
ここで書くことはありません。

ただ、民間レベルでこれを超える
終身保険がつくれることはない。
それだけは確かじゃないのかなー。
というコメントで締めたいと思います。

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