テレビでカレーのおもしろそうなものがあると嫁さんが録画予約をしてくれます。先日マツコの知らない世界で「間借りカレーの世界」を見た嫁さんから堕天使かっきーのカレー美味しそう、作ってよとのリクエストがあったのが事の始まりで。
知らない方も多いので彼が作るカレーがどんなカレーなのかTwitterからの引用です。
マツコの知らない世界で見た堕天使かっきーの青空食堂にカレーを食べに行ってきました😋
天王寺とか阿倍野って何年ぶり!1時間並んだ甲斐あった!
カレーとミーゴレンめちゃうま💓
昨日はホタルイカとしらすのカレーと鰆の炊き込みご飯✨添えてある蕗の薹もこれまたうま!😆
また行きたーい!💕 pic.twitter.com/uKcHGIIS6n— 綾 (@aya_yacco) 2018年3月6日
こちらのカレーは放送されていたカレーではないのですが、彼が作るカレーのポイントとしては出汁をベースにしたさらさらカレーと炊き込みご飯の組み合わせのようです。放送されていたときのカレーは天然のブリのアラで出汁をとり、京都丹波産地鶏・せせり・軟骨・砂肝を合わせたもの。マツコさん曰く炊き込みご飯はじゅーしーのような味に近い。
その情報だけをもとにインスピレーションだけでカレーを作るのは私たかじー(@taka_g_gzm)です。
では材料から
■材料(2人前)
〜ベースの食材〜
なし
〜中心の香り〜
コリアンダー 大さじ1.5
クミンパウダー 大さじ1
ターメリック 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ1
山椒 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1
カルダモン 小さじ1/2
オールスパイス 小さじ1
塩 小さじ1
〜具材の炒め、煮る〜
せせり 150g
軟骨 150g
砂肝 150g
トマトピューレ 大さじ2
ブリのアラ出汁 400cc
〜仕上げの香り〜
葉わさび
調理時間15分(今回アラ汁とか肉のマリネとか色々あるので最後の仕上げの調理時間のみでこのくらい)
今回スパイスカレーのポイントはアラの臭みを取って出汁を作るだけかな
そして早速ですが、前日にアラ汁食べようと思いぼけーっと出汁を取りアラ汁用とカレー用の出汁を取り分けた時点で気づいたのですが。
1枚も画像を撮っていなかった!!!!
写真はないですが、アラの出汁はこのように取りました。
- アラに塩をふり30分ほど放置
- アラをさっと水洗い
- グリルして焼き目をつける
- 水の中に入れて弱火で煮込む
- 灰汁を取りながら1時間
アラ出汁以外の下ごしらえは
- 砂肝の白いところを取り除き好きなサイズにカット
- せせりを好きなサイズにカット
- ボウルに肉と中心のスパイスを入れて揉み込む
砂肝の白いところは食べられないものではないのですが、食感がかたいのでカレーには合わないかと思います。
こんな感じで取り除き、各種好きなサイズにカットしてボウルに入れます。
スパイスもボウルに入れて混ぜ込みます。
しっかりとスパイスが絡んだら半日ほど置きます。(最低でも15分は置いたほうがいいかな)
朝にささっと仕込んでおいてからの夜に調理します。
一気にカレーを作ってしまいましょう。
今回は肉が固くなりすぎるのが怖いので弱火で火入れをしていきたいと思います。
フライパンにスパイスでマリネしたせせり・軟骨・砂肝を入れます。弱火ですし焦げる心配はないので、フライパンをあまり混ぜずに全体に火を通していきます。
肉は火が入ると小さくなりますね。プロではないのであれですが、弱火にすることで柔らかさが残るイメージです。
肉にある程度火が通ったらトマトピューレを入れて全体に絡ませます。
最後に出汁と塩を入れてひと煮立ちさせたら完成です。
今回カレーとは別に炊き込みご飯を作る必要があります。
カレー作りと平行して炊き込みご飯を作る必要があるのですが、面倒なのでレトルトで作っちゃいますね。マツコさんがじゅーしぃのようなと表現したこと、ここが沖縄であることを踏まえ購入したレトルトはこちら。
お米を炊く際にこれをいれるだけです。カレーが出来上がったタイミングでごはんも炊けたのでお皿に盛り付けます。
カレーソースもかけて完成です。ブリのアラの出汁がどんな風にカレーとなっているのか、じゅーしぃとカレーの組み合わせとはなど気になる点が盛りだくさんとなる一皿。
新次元のスパイスカレーができた!
完成と書きましたが葉わさびが合うんじゃない?と言われ食べる直前に乗せていただきました。
食べてみるとすごいまとまりのある味になっています。どれかが突出した味ではなく不思議な感じで混ざり合っています。ごはん自体も味がありスパイスカレーの出汁とも自然に馴染んでいます。炊き込みご飯側にもスパイスを少し入れた方がさらにいいかも。
そして、最後にアドバイスされて乗せた葉わさびが非常にいい仕事しています。この酸味が味に変化を加えて最後まで楽しむことができます。多種多様な食感の具材も合わさって最後まで楽しい一皿でした。鶏ももを追加で入れたらさらによかったかな。